後藤芳徳はどことなく花村萬月の匂いが・・・

奥歯にはさまった異物のようにひっかかっていたことがクリアになった。

後藤芳徳は思うに、どことなく花村萬月の匂いがするということにようやく気づいたのである。

だれもが後藤芳徳のモテ本を読むと女性でさえもハッと感嘆することがあろうがしかし、それにかなり似た質の驚きが花村萬月の小説を読んだときにも言える。

もちろん独論であるものの後藤芳徳がメスを知り尽くしている以上、やはり同レベルで花村萬月も保健体育のセンセーと言われるほどに卓越した女性観を持っている。

もちろん芥川賞の作家であるからして、文章の妙は果てしないもんがあるけれども、されど彼はエンターテイメントを追及しているフシギな作家でもあって、特にオスメスのことを書くと鬼のような才能を発揮する。

そもそも文学を体現するものは卓越しているその才を遺憾なく作品のなかで放出してやまない。

もちろん、後藤芳徳は文学者の位置づけということではないものの、人生そのものがショーセツ風でもあり、恐るべし経験力である。

そのエクスペリエンスから滲み出る後藤芳徳の筆力はまさに、対応馬として花村を持ってくるしかあるまい。

そうでなければいけない。レベルが似たもの同士というのは非凡ゆえに魅力たっぷりと言わざるを得ず、だからこそ、わたしも密かにファンになってしまう所以であろう。

 

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